音楽が育ててくれる豊かな心

小平市東大和市、ポンテムジカ音楽教室の山中敦子です。

新年を迎えあっという間に1ヵ月が経ちますね。


新年早々に震災があり、被災地の方々を思うと心が張り裂けそうで、何ができるのかと自問自答しながら、今できる事として、微力ではありますが寄付をさせていただきました。


東日本大震災の時には、実際に被災地へ何度か足を運び、支援活動をした時に、テレビやネット上では知る事ができない、現地の声や惨状を目の当たりにして、命や助け合う事について深く考えさせられました。


その後は継続的な支援活動と、音楽でできる支援活動を考え、「被災地にピアノをとどける会」という活動を通し、震災でピアノを失った家庭や学校、施設など、さまざまなところにピアノを寄贈する活動をさせていただきました。


震災の時に、音楽は生きる為に真っ先に必要なものではないけれど、人々の心を元気にさせたり、悲しみを癒したり、心の栄養になる事を実感しました。


震災でピアノを失った子が、ピアノを寄贈され、再び弾ける様になった時の嬉しそうなお顔。


ピアノを失い、音楽の授業ができなくなった学校に、ピアノが寄贈され、子ども達の歌声が再びよみがえった時の感動。


また、その歌声が大人たちに大きなエネルギーを与えた事。

岩手県の大船渡小学校にピアノを寄贈し、演奏に行った時には、子ども達がお礼にと「大切なもの」という歌を歌ってくれました。


こんな信じられないほど大変な中で、心と声を合わせて子ども達が声を響かせてくれた時には、涙を堪える事ができませんでした。


嬉しい時も悲しい時も、音楽は心に寄り添ってくれます。


音楽は心を育てます。


音楽を学び、悲しみ、喜び、怒り、優しさ、さまざまな感情を音楽で表現する事で、豊かな心が養われます。


ポンテムジカ音楽教室に通う生徒の皆が、音楽を学び、楽しみ、時に苦戦しながら、感性豊かな心に成長していく事を、講師一同願って、今年もレッスンをさせて頂きます。


生徒のみなさん、今年も楽しくレッスンしましょうね!!

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